フットケアについて

 透析治療の進歩と共に、長期透析患者さんや高齢の透析患者さんが増加しています。さらに、糖尿病が原因で透析を受けなければならなくなった患者さんが増加しているということもあり、最近透析患者さんの足病変が合併症として注目されています。

 足の病気で特に問題なのが
「閉塞性動脈硬化症」とよばれるものです。この病気は、簡単にいうと足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、足の充分な血流が保てなくなる病気です。足の血液の流れが悪くなると、特に足先の冷たい感じやしびれがおこり進行すると歩行が困難になります。
 もっと血行が悪くなると、足の皮膚の壊死(えし)、潰瘍(かいよう)ができます。血流が悪いため治りがわるく患部はどんどん拡がります。同じように足の小さな傷も治りにくくどんどん悪くなります。特に糖尿病の方は、神経障害もあるためかなりひどくなるまで発見が遅れることがあります。

 このように、足の病気は進行すると歩けなくなったり、ひどくなると足を切断しなければならないということもありえます。そういう事態を避けるために、
足を定期的に観察して、病変を早期に発見し、早期に治療していくということが大切です。これを「フットケア」といいます。




当院でも定期的に看護師が問診あるいは足をみせていただきにベッドサイドへ伺いますので、ご協力ください。



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