転倒は介護が必要になる大きな原因の一つです。転倒で老後の生活が一変することもあります。
転倒の要因の一つに、前かがみの姿勢とすり足があげられます。ともに高齢者に特徴的で背骨が曲がることと筋力低下の影響です。歩くときは ①かかとから着地 ②つまさきで蹴る ③前を見る、この3つが大切です。3つ同時に意識しながら歩くのは難しいのであえて一つ強調するなら ①かかとから着地 を心がけましょう。大げさにする必要はなく意識をもつことが重要です。 (注)雪道や凍った路面などではかかと着地をすると逆に危険なので足のうら全体で着地し踏みしめるように歩きましょう。 当院の物療室にも電動ウォーカーや円背(猫背)の予防や改善をするチェストプレスなどがあります。 スタッフにお申し出てぜひご利用ください。